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 「法定福利費」 見積もりに明示 管理組合に理解求める

 国土交通省は3月16日、法定福利費の確保による建設業の社会保険等未加入対策の促進について、土地・建設産業局建設市場整備課長名で関係団体に通知した。建設作業員の社会保険加入を促す目的で、「必要経費」と位置付けた法定福利費が盛り込まれた予定価格で契約するよう工事の発注者に理解を求める内容で、マンションの大規模修繕工事においても配慮が必要になる。 

民泊実態調査 違法営業 共同住宅が5割超 

 厚生労働省は3月1日、民泊実態調査の結果を発表した。民泊の現状を把握する目的で、民泊サイトに登録されている全国1万5127件について、旅館業法の許可状況などを調べた。同法に基づく許可を得ていない物件は4624件で、全体の約3割。このうち共同住宅は2508件で、半数以上を占めている。 

経産省の補助金活用 築31年で窓・サッシ、玄関扉を交換

 東京都町田市の小山田桜台1―2団地管理組合はおととし、築31年で窓ガラス・サッシと玄関扉の交換工事を実施した。総工事費約1億3000万円のうち、窓ガラス・サッシ改修費用の3分の1に当たる約3000万円は補助金で賄った。工事から約1年が経ち、住環境の向上を実感する一方、次の課題も見えてきたようだ。